留学の心得

英語の基礎ができていない状態で留学すると、さまざまな困難に直面します。まず、教授の話についていけず、授業の内容が理解できません。レストランでは注文したものと違うものが出てきても間違いを指摘できず、食べたくもない物を食べなければなりません。引っ越し先の電話が繋がらなくなっても、電話会社にクレームを入れるのは不可能でしょう。体調が悪くなれば薬を買いに行くと思いますが、どれが何の薬なのかも判別できません。英会話ができなければ、店員に自分の症状を伝えるのも難しいでしょう。


こんな状態で生活していたら、相当なストレスが溜まることは容易に想像できます。また、知らない国での一人暮らしは、孤独感も伴います。相当な覚悟を持って留学しなければ、このような状況には耐えられないでしょう。ストレスに耐えきれなくなると、多くの場合、日本人同士で固まるようになります。英語を学ぶ環境に身を置いたのに、日本語を使ってしまっては全く意味がありません。


英語を習得するために留学すると決めたのであれば、一切日本語を使わないくらいの意識が必要です。たとえ英語漬けになる環境にいたとしても日本語ばかり使っていたら英語はたいして上達しないと思います。どんなに孤独だろうが、上手くコミュニケーションができなかろうが、逃げてはいけません。逃げそうになったら、自分が何のために留学しているのかをあらためて考えてみましょう。留学に費やした時間とお金を無駄にしてはいけません。